今回は設定を何にも変えない状態での基本のEXCELショートカット8種+αです。
ちょっとしたことですけど、是非やってみてください。
Excelの基本設定については以下の記事をご覧ください
Lv1 Ctrl+c → Ctrl+v
超々基本ですね。
しかし意外にもできていない人がたくさんいらっしゃいます。
知らないのではなく、使うことがクセづいていないという感じでしょうか。
一日Excelをいじっていれば数えきれないぐらい使うコピー&ペーストですので、
是非、クセづけてください。
Lv2 Ctrl+y
Ctrl+zが「戻る」であることを知らない人はおそらくかなり少ないのではないかと思います。
しかし意外と、「戻るのをやめる」ことができることを知らない人がいらっしゃいます。
戻る(Undo)⇔戻るのを辞める(Redo)はワンセットです。
ちなみにExcel2016では「戻るボタン」が基本のリボンにありません。なぜだ。
Lv3 Ctrl+Shift+l(エル)
Excelで大量データを扱うときに必須となるのがフィルタ機能。
いちいち「データ」タブに移動して、フィルタボタンをクリックしてませんか。
フィルタをセットするのも外すのも同じコマンドです。
思った場所にフィルタがセットされない時には、
セットしたい範囲を選択してからCtrl+Shift+l!
Lv4 Ctrl+PgUp(PgDn)(機種によってはCtrl+Fn+↑(↓)でも可)
Excel操作で効率化を図るにはとにかくポインタを大きく動かさないことが大事です。
シートの移動をショートカット無しで行おうと思ったら、
ポインタを画面下部までいちいち持っていかなければなりません。
便利すぎて使いだすとポインタ操作には戻れなくなります。
ちなみにこのショートカットはウィンドウズの基本のショートカットでもあり、
ブラウザのタブ移動とかにも使えます。
Lv5 Ctrl+矢印キー
とりあえずセルを移動するとき、特に遠くに移動するときに、
マウス(スクロールバー)を使うのは今日でもう終わりにしましょう。
今自分がいるセルからCtrl+矢印でその方向の端っこまでワンタッチで行けます。
厳密にはその方向にある最初の空白セルまで移動します。
つまり、空白のないテーブルであれば、テーブルの端まで一発で行けます。
Lv6 Ctrl+Shift+矢印キー
Lv5の応用です。何千何万行のデータをマウスを使って選択するのはまさに苦行。
このショートカットはShiftを押しながら(選択するよーという状態で)、
Ctrl+矢印で端っこまで行くことにより、その方向全部を選択するものです。
Lv7 Shift+Alt+=
Excelで最も頻繁に使用する関数と言えばSum関数です。
このショートカットにより「=sum()」まで一瞬で作成してくれる上に、
ある程度Sumの範囲を予測して入力してくれます。
ちなみに下図のように、小計と合計の関係が明確な場合には、
小計行だけを自動で選択してくれる優れものです。
Lv8 Ctrl+x
このショートカット自体をご存じない方はあまりいらっしゃらないと思いますが、
コピーとカット(切り取り)の違いが明確いらっしゃらないケースがままあります。
コピーは、コピー元のセルが持っている関数の参照関係をそのままスライドさせる、
つまり、コピー&ペーストすると元のセルが参照していた場所と
別の場所を参照することになるのですが、カットの場合は元のセルの参照先を維持します。
時と場合に応じてコピーとカットを使い分けられるようになりたいですね。
Lv番外編 Ctrl+Shift+@
シートのどこがベタ打ちで、どこが数式かわからなーい!探すのたいへーん!
というケースありませんか?試しにこのショートカットを使ってみてください。
このコマンドの効果は「すべてのセルを「見た目」表示から「中身」表示に変える」です。
例えば数式が入っていて「37」と表示されているセルを、
そのまんま「=SUM(A1:C5)」なんていう風に表示してくれます。
ちなみにもう一度コマンドを入力すると元の表示に戻ります。
以上、Excel初期設定のままで使える基本のショートカットでした。
案外知らなかった、使っていなかったというものもあったのではないでしょうか。
ショートカットが使えるようになると劇的に作業時間が短縮されますので、
是非是非覚えてくださいね。
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