【GWは】公認会計士にとってのゴールデンウィーク【超繁忙期】

閑話休題
この記事は約4分で読めます。

史上初の10連休ゴールデンウィークが始まりましたね。
みなさんはどのように過ごす予定ですか?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

税理士の繁忙期と公認会計士の繁忙期

前にも言及したことがありますが、公認会計士はその多くが監査法人に勤めています。
最近の一般的なパターンとしては、大学在学中から勉強を始め、在学中4回生あたり、
もしくは卒業して1年目か2年目に合格した後、即監査法人に就職します。

そして監査法人に勤める公認会計士の仕事は、主に大企業の決算のチェックです。
ということは公認会計士にとっての繁忙期は4月の中旬から5月の中旬です。

誤解されている方も多くいらっしゃると思いますが、
公認会計士にとっての繁忙期は3月ではありません。

3月は確定申告の締め切りがあるもしくは、3月末の決算が迫っているということから、
3月が繁忙期と考える方が多いのですが、3月が繁忙期なのは税理士の方なのです。

個人事業主の確定申告を3月15日までに終え、3月決算法人の決算対策をするため、
税理士にとっては3月は基本的に忙しい時期となります。

一方、公認会計士は個人の確定申告をするわけでもなく、
また会社の決算を手伝うわけでもないので、むしろ3月は、暇でというわけではないものの、
その後に訪れる地獄(原田は祭と呼んでいました)を前に心なしか凪のような状態になります。
(個人によって感想が異なります。サプリメントのCM的なあれです。)

ゴールデンウィーク?何それ?美味しいの?

ということで、公認会計士にとって、ゴールデンウィークは繁忙期の真っただ中にあります。

しかも、近年は、ゴールデンウィークが開けてすぐに決算発表を行う上場企業も多く、
そうなると、多くの監査法人内公認会計士にとって、
ゴールデンウィークは連休どころか、一番の追い込みどころとなるわけで、
毎日遅くまで働かざるを得ません。監査の締め切りである「審査日」に向けて、
ゲー吐きそうになりながら休みを返上して働きます。

ちなみに数年前までは、残業時間の制限もなく、
繁忙期は毎日夜12時ぐらいまで働いていましたが、
ここ数年は働き方改革の波が監査法人にも押し寄せ、
繁忙期といえども、残業時間はかなり削減されています。

原田もご多分に漏れず、この監査法人に勤めていた11年間、
ゴールデンウィークなどというものはありませんでした。
この2,3年だけは、巷でいう働き方改革の影響もあって、ゴールデンデイはありましたが(笑)
余談ですが、原田は毎年毎年のこのくそ忙しい時期のことを、
梶井基次郎のレモンから、鈍色(にびいろ)ウィークと呼んでいました。

というわけで、原田は社会に出てからこの方、ゴールデンウィーク、
正確に言うとちゃんと休めるゴールデンウィークを経験したことがありませんでした。
家族もそれが当たり前になっていて、妻からも息子ズからも、
ゴールデンウィークにどこかへ連れていけなどという言葉は聞くべくもありませんでした。

独立しても、ゴールデンウィーク?何それ、美味しいの?

ところが今年は、独立開業しましたので、ゴールデンウィークは人並みにお休みです。
(ブログは毎日書きますが)
ここで問題発生です。

ゴールデンウィークをどう過ごしたらいいのかわかりもはん。
(薩摩風。ちなみに原田は生まれも育ちも京都です。)

おそらく巷の人達の間には、ゴールデンウィーク斯くあるべし、というような、
共通認識があるような気がするのですが、原田にそんなものはありませんので、
目下絶賛、ゴールデンウィーク持て余し中です。

ゴールデンウィークに休みがなかった身からすると、
ゴールデンウィークなんか、どこも混んでるし、高いし、
別の月に連休が取れる方がよっぽどええですよ、と嫉妬も込めて考えていた名残が邪魔をして、
中々旅行等の遠出をしたりする気に今のところなりません。

というわけで、今のところ、心情的には監査法人にいる前職の仲間たちに同情的です。
家族サービス的には、何かしらイベントを考えた方がいいんでしょうねえ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
京都市の税理士・公認会計士事務所 原田会計のご紹介
10年を超える監査の経験で培った会社の経営分析能力を活かし、親しみやすい人柄で経営者さんの悩みを総合バックアップします!
売上が伸びない、利益が残らない、税金のことで相談したい、内部管理体制をしっかりしたい、資金管理が心配、といった悩みをお持ちの経営者さんは是非一度、原田会計までご相談ください。
詳しいプロフィールやサービス内容、お問い合わせはHPへお越しください。
閑話休題
ストレスフリーで生きていく

コメント

タイトルとURLをコピーしました