Amazonは便利なんですが、最近は商品を選ぶのにも注意が必要になってきましたね。
今Amazonで何が起こっているのか
気づいている人も気づいていない人もいるかと思いますが、今Amazonには謎の中華系出品者(中国以外もいると思いますが、便宜上とりあえず中華系としておきます)が大量に出店し、”安価でかつ高評価”の製品を多数出品しています。
え、安価で高評価なんやったらええやん、と思いましたか?思ったらだめですよ。世の中そんなに甘くないです。「常にこの世はギブアンドテイク。安ければ悪く、高ければ良い(by志々雄真実)」とまでは言いませんが、安かろう悪かろうがはびこっているのが今のAmazonの現実です。
例えば今、Amazonで「スタイラスペン」(タブレットとかに字を書くペン)と検索してみた結果の1ページ目が以下の通りです。
56個(正確にはこの下にもう4個あって60個)表示された商品の内、信頼のおけるメーカーと確認できたのはたった5件です。小さくて見にくいかと思いますが、上から三菱鉛筆、apple、ワコム、SONY、ワコムです。
4行目の左から2番目に「Microsoft Certified」(マイクロソフト認定品)と書いてあるものがありますが、その真偽のほどは定かではありません。少なくとも商品説明は「中華系」でした(後段で詳述します)。
たった5件ですよ。残りはすべて「中華系」です。しかもどれも割と安くて、評価も結構高い。これを怪しまずして何を怪しみますか。
一説によると、デザインこそわずかな差があれど、 商品の中身はほぼ同じで、大量のアカウントでかつお互いに高評価をつけまくっているとのこと。どうしますよこれ?
中華系商品の見分け方
とりあえずしょうがない(Amazonを使わないわけにはいかないこともあるでしょう)ので、原田による中華系商品の見分け方です(あくまで現時点です。今後また彼奴らがどのような手に出てくるかわかりませんのでね)。
出品者名による見分け方
まず出品者による見分けかたです。簡単です。よくわからないアルファベットの羅列はすべて中華系と思いましょう。今のところ漢字・ひらがな・カタカナ系は大丈夫です。上の検索結果のメーカー一覧が以下の通りなのですが、上で上げた5件以外は見事に「わけのわからんアルファベットの羅列」になってますよね。(エレコムは2ページ目以降に出てきます)
商品説明による見分け方
続いて商品をクリックした後の、商品説明による見分け方です。少しめんどくさいですが、日本人なら楽勝です。明らかに日本語がおかしい部分が出てきます。たまに簡体字(中国の略式漢字)が出てきたりもします。以下はその例です。
ちなみに、たまーーーーーーーに、出品者名は中華系と思われますが、商品説明の日本語がすごくナチュラルなケースがあって騙されそうになりますが、出品者名でググったら一発です。
値段と質での見分け方
最後です。値段と質での総合判断です。
最初に申し上げましたが、基本的にええもんは高くて、安いもんは悪いんです。これは商売の大原則です。世の中そんなに都合よくできていません。ですので、質と値段を比較して、「これめっちゃ安いやん」と思ったら超絶怪しいと思ってください。
いや、本当に安くていい物も中には混じってるかもしれませんよ?ですが、その値段でその質のものを作れるんなら、有名メーカー品が5件なんてことはあり得ませんから。もし、それでもなおその商品を買おうとするなら、安かろう悪かろうを覚悟してください。場合によっては一度使っただけで壊れるとか、一度も使えないまま壊れるとかも大ありです。
とりあえずどうしたらいいか
前段で中華系の見分け方はわかりました。しかし数が多すぎて一つ一つ調べてたら日が暮れます。なので、検索したらサクッと有名メーカーだけに絞り込んでしまいましょう。上の例で言えば、画面左のブランド選択のところで、三菱鉛筆とワコムとappleとSONYを選ぶだけです。
もしくは検索語のURLの末尾に”&emi=AN1VRQENFRJN5″入れましょう。中華系をさっぱり消し去ることができます。
え、有名メーカー品は高すぎる?
いや、それが正常な値段ですから。ざんねーん。すでに中華系の毒がしみわたっています、斬り!!(参考URL)
ちなみに、巷によくある「〇〇オススメ10選!」とかのレビューサイトも同じ目で見た方がいいですよ。平気で中華系も堂々と載せてきますからね。お前それほんまに全部使うてみたんかと。
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