今回はやっておくべきExcelの設定編です。誰にでも当てはまりそうな4種を紹介します。
基本的にOffice2016をベースに書きますので、古めのOfficeをお使いの方で、
少し勝手が違うことがあるかもしれませんが、何卒ご容赦ください。
絶対覚えておくべきExcelのおすすめショートカットについては以下の記事をご覧ください
Lv1 自動保存
絶対これ!まずこれ!Excel(Office)をインストールしたら、
もしくは新しく買ったPCにExcelが入っていたら、まずこの設定してください。
絶対です!
みなさん、Excelの突然の強制終了に悩まされたことがきっとあると思います。
そしてそのたびに「〇☆Ψ△★ξ×アアーーーッ!」となっているはずです。
この設定をすることで、その言葉にならない心の叫びを、
「オッ、Excel君またやってくれたね」ぐらいに軽減してくれますので。
設定方法は「ファイルメニュー→オプション→保存
→”次の間隔で自動回復用データを保存する”をON」です。
できれば1分間隔にしておきましょう。
Lv2 セルを直接入力
みなさん入力済みセルを編集する時、どこで編集作業をしていますか。
実は一昔前まで、入力済みセルをダブルクリックすればその場で編集作業ができていたのですが、
おそらくOffice2007の頃ぐらいから、初期設定では、セルをダブルクリックしても、
数式の参照関係が表示されるだけで、セルの編集はできなくなってしまいました。
ちょっとしたセルの修正をするためだけに、数式バーまでマウスポインタを
持っていく煩わしさはなかなかのものですのでこの設定をして少しでも時間短縮しましょう。
設定方法は「ファイルメニュー→オプション→詳細設定→セルを直接編集をON」です。
Lv3 既定のフォントの設定
個人個人好きなフォント、文字の大きさがあると思います。
あるいは職場によっては、よく使われているフォントがあったりします。
それを新しいブックを作るたびにいちいち変更するのは面倒ですね。
新しいブックを作った時にはお気に入りのフォントで作成されるように設定しておきましょう。
設定方法は「ファイルメニュー→オプション→全般→新しいブックの作成時」でお好みのフォントとサイズを指定しておきましょう。
Lv4 クイックアクセスツールバー
最後は「自分がよく使うコマンドをショートカット化してしまいましょう」です。
昨日の記事で触れたような、標準のショートカットには限界がありますので、
自分がよく使うコマンドについては、
自由にショートカット化できる仕組みがExcelには用意されています。
やりかたは「リボン(画面上部のコマンドが並んでいるところ)の空いているところで右クリック→クイックアクセスツールバーの設定→左のコマンドリストから自分の良く使うコマンドを探し出す→「追加」ボタンを押下」です。
クイックアクセスツールバーを設定しておくと何がいいかというと、
ここにコマンドを登録しておくと、それだけでそのコマンドがショートカットになることです。
原田の場合を例にとって説明しますと、原田は下の画像の通り、
「値の貼り付け、数式の貼り付け、書式の貼り付け・・・罫線の貼り付け」、
と9種のコマンドを登録しており、
左から順番に「Alt+1、Alt+2、Alt+3・・・Alt+9」がショートカットとして割り当てられます。(もっと多く登録してもいいのですが、ショートカット的にうまみがあるのは10種までです。)
原田の場合これらをショートカット化しておくことにより、
各種「形式を選択して貼り付け」や、「セル・行・列の追加削除」、罫線関係の作業が
劇的に時間短縮されています。
以上、やっておくと作業がラクーになる設定厳選4種でした。
特にLv4については、いろいろと試してみて、
自分にとっての最効率となるショートカットの組み合わせを見つけてください。
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