Excelで行番号と列番号のフォントがおかしいのをなんとかする方法

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意外に知られていない素人臭いExcel講座です。

今回は行番号(1,2,3・・・)や

列番号(A、B、C・・・)のフォントが

なにやらおかしいのを何とかする方法です。

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行番号と列番号のフォントがおかしい

あなたは他の人からExcelファイルを受け取り、

開いて編集しようとしたところ、何やら違和感を感じました。

行番号と列番号の文字がなにやら厳めしい。

しかもでかい。

別にExcelの内容を編集するだけなら問題ないかと思いながら、

セルの入力作業を開始してみました。

すると、下図のような問題が生じました。

いつものように游ゴシックの11ptで入力をしたところ、

入力した文字よりも行番号のフォントの方が大きいらしく、

行の高さを揃えた時に、行番号の一部が隠れてしまいました。

確かに、編集作業に影響するものではありませんが、余りにも不細工です。

原因は標準フォントの設定

Excel(2016ver)で新規ブックを作成する時、

何も設定を変更していなければ、

行番号・列番号のフォントは游ゴシックの11ptになっているはずです(たぶん)。

このフォントの事を標準フォントと言い、

標準フォントは自分の好みに変えることができます。

この標準フォントは”Excelファイル単位”で設定されています。

なので、他の人からExcelファイルを受け取った場合は、

その人が、標準フォントの設定を変更している可能性があるのです。

よくあるのは、細かい字が見づらい人が、

標準フォントのサイズを大きくしているケースや、

游ゴシックが嫌いすぎて、

MS Pゴシックや明朝体に変更しているケースです。

ですので、この症状は自分が何も悪さをしていなかったとしても、

時として、当然降りかかってくる天災のようなものですね。

セルのスタイルの設定で標準フォントを変更せよ

では解決方法です。

Excel2016を前提に解説いたします。

Excel2016では、”セルのスタイル”という形で、

セルごとのフォントや塗りつぶし設定等のプリセットを作成することができます。

その設定の中に、”標準”というセルスタイルが準備されており、

基本的には、この標準セルスタイルにて編集を進めることになるのですが、

この”標準”スタイルで設定されているフォントが、

行番号と列番号のフォントにも適用されるのです。

というわけで、標準のスタイルを変更しましょう。

まず、ホームリボンから、スタイル→セルのスタイルです。

続いて、一番左上の標準スタイルのところで、右クリック→変更です。

続いて以下の画面が表示されますので、

そのまま”書式設定”をクリックします。

ちなみに、セルのスタイルでは、

書式設定が反映される範囲を変更することができます。

なので、例えば塗りつぶし色については、

その都度自分で決めるので、

スタイルとして設定したくない、

といったような場合には、

塗りつぶしの部分のチェックを外してください。

ただ、チェックを入れたままでも、

次の書式設定で具体的に色を設定しなければ、

何か色が勝手に変わったりするわけではないので、

そのままでも問題ありません。

最後に書式設定の画面が出てきますので、

おかしくなっているフォントを游ゴシック11ptに変えてしまいましょう。

もちろん、基本の游ゴシックが嫌いだ!というのであれば、

他のフォントでももちろん大丈夫ですよ。

以上、Excelで行番号と列番号のフォントがおかしいのをなんとかする方法でした。

 

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